Ensemble Contemporaryαが1998年より開始した リサイタルシリーズは、今回で20回目を 迎える。その節目に相応しく、現代音楽の 演奏において早くからその才能を発揮し続けてきた宮村和宏が登場、ほとんどの作品 が日本初演という、他に類を見ないリサイタルとなる。「英國式音響庭園」と題されたプログラムでは、古典的色彩の 濃いグレッグソンの「オーボエソナタ」、 オーボエとハープが動的対立から平穏な融 合へのプロセスを描くゴーブの「自由」、 そして、浮遊する旋律と伴奏の不確定な関 係と無機質感が魅力のバートウイッスルの 「遮られた無限の旋律」、と、様々な傾向 を示すイギリスの作品を宮村がどう描き分 けるか楽しみである。加えて、アンサンブ ル・コンテンポラリーαの作曲家メンバー (鈴木純明、堰合聡、田村文生)によるイ ギリス民謡の編曲集では、単なる編曲の域 を軽々と乗り越え、作曲家個人の言葉が聴 かれるであろう。また、田村文生がこのリ サイタルのために作曲するオーボエ、ハー プ、ピアノの三重奏という、一風変わった 編成の作品にも期待が膨らむ。

                 田村文生

Ensemble Contemporary αリサイタルシリーズ vol.20

「複雑性と単純性の狭間で the Y axis」

宮村和宏オーボエリサイタル 田村文生プロデュース

共演:及川夕美(ピアノ)、片岡詩乃(ハープ)

宮村和宏のHP
http://www.tosp.co.jp/i.asp?I=obmiyamu&P=0&MD=

大阪公演(ドルチェ楽器協賛公演)
2010年 3月22日(月・祝)14:30開場 15:00開演
ドルチェ・アーティスト・サロン大阪(梅田)

東京公演 
日時 : 2010年 3月24日(水)18:30開場 19:00開演
場所 : 古賀政男音楽博物館けやきホール
  (小田急線、東京メトロ千代田線、代々木上原駅下車徒歩3分)
   http://www.koga.or.jp/access/

入場料:3000円  CN プレイガイド0570-08-9990
http://www.cnplayguide.com/

協賛: ドルチェ楽器
助成: 芸術文化振興基金  ロームミュージックファンデーション


■ エドワード・グレッグソン (1945-):
 オーボエ・ソナタ(1965) oboe & pf

■ ハリソン・バートウイッスル(1934-):  
  遮られた無限の旋律(1991)(1991) oboe & pf

■ アダム・ゴーブ (1958-):
 自由(2004) oboe & harp

■「イギリス民謡組曲」
  Ensemble Contemporary αメンバーによる編曲集
 (2010初演)ob & pf
  田村文生 (1968-)
  鈴木 純明(1970-)
  堰合聡 (1971-)

■ 田村文生(1968-):
 委嘱作品(2010初演)oboe, harp, piano

演奏順未定

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