Ensemble Contemporary α
「舞曲・舞曲・舞曲」

日時:2013年3月26日(火)19:00開演(18:30開場)
場所:文京シビックホール・小ホール

チケット:3,000円(一般券・全席自由)
     2,000円(学生券・全席自由)

演奏 : Ensemble Contemporaryα

fl. 多久 潤一朗
cl. 鈴木 生子
ob. 宮村 和宏
fg. 塚原 里江
tp. 曽我部 清典
perc. 神田 佳子
vlc. 松本 卓以
pf. 及川 夕美
pf. 黒田 亜樹
[賛助出演]
hp. 高野 麗音
guit. 松尾 俊介
cond. 石川 星太郎

Home>Archive>2013年度アンサンブル定期公演

 古来より洋の東西を問わずして、音楽の
歴史は舞踊と密接な関係があった。舞踊の
音楽は「舞曲」として音楽史の一辺を常に
なぞってきた。西洋においては、17 世紀
に舞曲が獲得した地位は、器楽を音楽の表
舞台へと持ち上げ、オペラや純粋器楽曲の
中に様式的な形で食い込んでいった。現代
においてさえも、たとえ踊られることを目
的としなくとも、舞曲は何らかの形で書き
続けられている。
 一方、日本の西洋音楽受容は「舞曲」の
様式も含めてのそれだったはずである。そ
の中で日本の作曲家は西洋の、あるいは自
らの伝統の文脈に乗りながらも、西洋音楽
の理論や楽器法に飲み込まれていった「舞
曲」を、どのように租借し自らの音楽とし
てきたのか。そう考えると興味は尽きない。
 今年度のアンサンブル・コンテンポラリ
ーα定期公演では、舞曲、あるいは舞踊を
テーマとした作品を集めた。戦前日本の風
俗に根ざした清瀬保二作品に始まり、宮廷
舞踊を自らの精緻な語法に引き込んだ松平
頼則、様式から逸脱し抽象的なダンスを提
示する近藤譲、そして去年に引き続くアン
サンブル・コンテンポラリーα作曲メンバ
ーによる新作の初演集第2弾ももちろん
「舞曲」。歴史のほんの一部とはいえ、
日本の室内楽における「舞曲」が織りなす
情景を俯瞰できるまたとない機会だ。

プロデューサー・山本裕之

   


■ 斉木 由美:嘆きは踊りに変わる(2013 世界初演)
Yumi Saiki / Turn My Mourning into Dancing (2013 WP)
[fl. cl. vlc.]

■ 金子 仁美:ダンシング・トラジェクトリー(2013 世界初演)
Hitomi Kaneko / Dancing Trajectory(2013 WP)
[
ob. fg.]

■ 山本 裕之:東京舞曲[室内楽版](2013 世界初演)
Hiroyuki Yamamoto / Tokyo Dance version
for chamber ensemble(2010/13 WP)
[
picc. b-cl. trp, vlc.pf.]

■ 清瀬 保二:郷土舞踊(1933)
Yasuji Kiyose / Folk Dances(1933)
[pf. solo]

■ 近藤 譲:ウィンゼン・ダンス・ステップ(1995)
Jo Kondo / Winsen Dance Step(1995)
[fl. guit. vib.]

■ 松平 頼則:序(1989)
Yoritsune Matsudaira / Jo(1989)
[fl. cl. perc. hp. pf.]

■ 松平 頼則:破(1987)
Yoritsune Matsudaira / Ha(1987)
[fl. cl. perc. hp. pf.]

II



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