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Ensemble Contemporary αリサイタルシリーズvol.19 鈴木生子クラリネットリサイタル
日時: 場所: 入場料: 主催: お問い合わせ: 演奏: 出演:鈴木生子(クラリネット、バスクラリネット) 佐藤まどか、野口千代光、花田和加子(vn)、安藤裕子(vla)、 助成:財団法人ロームミュージックファンデーション、 Home>Schedule
コンサートの聴き所 2005年以来、アンサンブル・コンテンポラリ プログラム前半では、鈴木が4年間に渡って研鑽を積んだオランダ(とその周辺地域)の新旧の音楽に焦点をあてる。バスクラリネット独奏によるテオ・ルーフェンディ作品。バスクラリネットがヴァイオリン、ピアノと共に激烈な響きを織りなすローデリク・ドゥ・マンの三重奏曲。共に、日本では紹介されることの少ないオランダの現代作品を聴く貴重な機会になるだろう。 やはり前半で取り上げられるフランドル楽派の巨匠ヨハネス・オケゲム(現ベルギー領に生まれ、15世紀に活躍)の「恋の相手を変えたのなら」は、本来、器楽の伴奏で歌われた物悲しく美しい旋律の世俗歌曲の小品だが、今回は、これをクラリネットとヴィオラとチェロによる小アンサンブルでお届けする。また同じ曲を、アンサンブル・コンテンポラリーαに所属する作曲家たちの中から山本裕之、金子仁美、堰合聡、夏田昌和、星谷丈生、伊藤弘之が分担で編曲したクラリネットとピアノのための作品の世界初演も楽しみだ。オリジナル版は、歴史的な理由で古い音楽のレパートリーが極めて少ないクラリネットのレパートリーの拡大という視点からの、編曲版は、演奏家と作曲家が協力して活動を続けるこの団体でならではの、どちらもユニークで興味深い試みと言えよう。 プログラム後半の目玉は、鈴木が今回のリサイタルで、その実現に特に強くこだわった弦楽四重奏との共演。ロシアの現代作曲家の重鎮で国際的にも知られたエディソン・デニソフのクラリネット五重奏曲は、3楽章形式の重量感と説得力のあるすぐれた作品ながら、生で聴ける機会は極めて希な作品である。イタリアの奇才で晩年爆発的に高い国際的評価を得たジャチント・シェルシ作曲のクラリネットとフルートの二重奏曲(フルートは多久潤一朗/賛助出演)は、東洋的な趣きも感じさせる独特の響きの作品。更に今回のコンサートのプロデュースを手がける伊藤弘之が鈴木のために書き下ろすクラリネット独奏曲の世界初演も楽しみだ。
ヨハネス・オケゲム(1410-1497):
オケゲム編曲集
テオ・ルーフェンディ(1930-):
ローデリック・ドゥ・マン(1941-):
ジャチント・シェルシ(1905-1988):
伊藤弘之(1963-):
エディソン・デニソフ(1929-1996):
Johannes Ockeghem D'un altre amer
-arrangement for clarinet and piano (2008 world premiere) by
Teo Loevendie Duo for bass clarinet solo (1988)
Roderik de Man Touch and Go for bass clarinet, violin and piano (1991)
Giacinto Scelsi Piccola Suite for flute and clarinet (1953)
Hiroyuki Itoh New Work for clarinet solo (2008) (world premiere)
Edison Denissov Clarinet Quintet (1987)
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